アトピー患者が入浴時に気を付けるべきこととは

アトピー患者がお風呂に入るときには、注意が必要です。

 

入浴方法によってアトピーが悪化してしまう場合もあるからです。痒いことは痛いことよりつらいと言われています。

 

 

また、かゆいと肌を掻き壊してしまい、そうすることにより肌のバリア機能が回復するまでには時間がかかります。

 

そのため、入浴方法に注意し不必要に痒みを増強しないようにします。

 

 

お風呂に入ることで温まりすぎると体中の痒みが増します。そのため入浴はせず、シャワーだけで済ませるのも有効だと聞いたことはありませんか?

 

 

しかし、どうしても入浴したいときや子供が気分転換も兼ねて入浴したいときには、湯の温度を低めに設定し、お風呂につかっている時間も短くします。

 

肩まですべてつからずに腰までにしたり、下半身のみにするのもよい入浴方法です。

 

 

浴槽につかることで肌がふやけて汚れが落ちやすい状態になるので、ゴシゴシと全身を洗わなくてもよくなり入浴後に肌が乾燥しにくいメリットがあります。

 

 

石けんは掻き傷につくとしみるので、脇の下、陰部、足など必要なところのみに使用し、あとはシャワーでよく流せば石けんをそこまで使う必要はありません。

 

シャワーも熱い湯を使うと気持ちよく感じる場合がありますが、暑い湯は皮脂の油分を奪いアトピーが悪化する要因にもなるので、湯の温度は低めに設定します。

 

 

子供は自分で出来ないことも多いので、親や保護者がよく観察し、必要に応じた手助けをします。

 

一度石けんがしみる経験をして嫌な思いをすると、お風呂に入ること自体も拒否してしまう子供もいるため十分に注意しましょう。

 

しみる箇所はタオルでこすらず、石鹸などを泡立てて手でなでるようにします。

 

 

入浴後にタオルで体を拭くさいには、ごしごしと拭かずにポンポンと優しくたたくような感じで拭きます。

 

このとき子供は「かゆい!」と言うかもしれませんが、ここで掻かないように気をつけます。

 

そして、体に水分が残っているうちに保湿のためのクリームや皮膚科で処方された薬を塗布します。お風呂をあがってから5分以内に行うようにしましょう。

 

 

そうすることで、入浴時に取り込まれた肌の水分を逃さずに保湿することができるからです。

 

保湿剤も医師の指示に従いますが、通常はローションよりクリームタイプの方が保湿している時間が長いため、アトピー患者には適していると言えます。